東京湾再生活動は、多くの方々の協力により行われてきています。
国・自治体では、「東京湾再生のための行動計画(第三期)」を策定し、施策の実施、官民連携による東京湾の再生に取り組んでいます。
活動のなかでも、地元、NPO、自治体とそれぞれが協力しあい、海ごみの清掃、藻場の育成、生き物の保全活動、東京湾の環境改善、モニタリング活動、環境保全、環境学習、海への親しみ、海辺での遊び、など、東京湾再生に向け様々の視点からの取り組みがあります。東京湾大感謝祭は、東京湾への取り組みの様子、東京湾の現状を知っていただき、東京湾の未来に向けて、東京湾の魅力やその豊かさに触れていただけるチャンスです。
全体目標:快適に水遊びができ、「江戸前」をはじめ多くの生物が生息する、 親しみやすく美しい豊かな「海」を多様な主体が協力しあうことで取り戻す ~ 流域3,000万人の心を豊かにする「東京湾」の創出
多様な関係者の参画による議論や行動の活発化を図るため、第二期行動計画 策定時に新たな組織となる東京湾再生官民連携フォーラムが準備され、平成25年11月に東京湾再生官民連携フォーラムが設置された。
官民連携フォーラムは政策提案を取りまとめ、東京湾再生推進会議へ提出してきたほか、官民連携フォーラムの下に普及啓発や利活用に向けた活動を行ってきた。なかでも特に、東京湾への関心をもってもらうためのPR活動となる東京湾大感謝祭(主催 東京湾大感謝祭実行委員会)を実施している。
東京湾大感謝祭2024開催に先立つ、横浜市役所アトリウム2Fプレゼンテーションスペースを利用して、港まち・横浜で、東京湾の活動をより身近に感じるPRを実施しました。
横浜市役所アトリウム2F
プレゼンテーションスペース 展示
右側のタペストリーは、東京湾であたらしい活動をはじめる、東京湾再生に新たな視点を呼び込みたい想いを伝えるたまご(!!!)です。
東京湾大感謝祭2024告知タペストリー
9/28.29両日にわたり実施
干潟にはカニをはじめてとして、多くの生き物(貝類、ゴカイなど底生生物、植物プランクトンなど)が住んでいます。また、渡り鳥にとっても重要な場所になっています。
江戸期においては広大な広さをもっていましたが、現在は、多摩川河口干潟、三番瀬、谷津干潟、葛西、東京港野鳥公園、?洲干潟など限定されたエリアしかありません。フォーラム プロジェクトチーム東京湾の窓PT、モニタリングPT、多摩川ワイズユースPTでは、干潟の環境保全に取り組み、調査・研究活動を行っています。
東京湾モニタリングPTでは、東京湾再推進会議 モニタリング分科会とともに東京湾環境一斉調査を毎年行っています。①水質調査、②生物調査、③環境啓発活動等の分野において、様々な組織・団体の協力を得て、東京湾湾内の水質状況の調査・研究活動を行っています。
調査結果は、下記のサイトを参照ください。
環境省HP
東京湾の窓PTは、ベンケイガニと触れ合う展示を行った。
東京湾のトビハゼ 展示
モニタリングPTは、東京湾窓PTと一緒に、こどもたちが楽しめ、いきものの学習ができるハゼ、カニの粘土細工の作成体験をおこなった。
YouTube掲載 2020ハゼをつくろう(これを見ると作り方がわかります)
東京湾では多くの組織・団体が清掃活動をおこなっています。海洋汚染につながるプラスチックごみの問題や台風などにより多くの漂流ごみなど流れ着きます。また、最近では、短時間で大量の雨が降る現象により、河川だけでは処理しきれないほどの雨水が発生して、多くのごみが湾内に流入します。
フォーラム会員のボランティアさんによるクリーンアップ活動の取り組みです。
東京湾再生官民連携フォーラムでは、10月1日(トウ・10/キョウ/ワン・1の日と定め、多くの方々に東京湾・地元の海に親しみを持っていただく日としています。同時に、川柳&photoコンテストを開催し、みなさまに披露しています。ウィットにとんだ作品が多く寄せられるようになりました。掲載は2023大賞作品です。
2024年は下記のサイトをご参照ください。
東京湾再生官民連携フォーラムHP